暴力でしか物事を解決出来ないチンピラと、家に心の拠り所がない女子高生がふとしたきっかけで出会い、いつのまにかお互いが大切な存在になっていく話。
もう、これは。。。
完全に心を持っていかれてしまった。
母と一緒に観たのですが、お互いこそこそと涙を拭いて観ました。
だって、ジャケットで御察しの通り、全然イケメンじゃないチンピラと、決して可愛いとは言えない女子高生からラブロマンスが生まれるとは絶対に思わないでしょう?
それを全く不自然でなく見せてくれる監督、凄すぎる。
そしてその監督が主演の男だとは。。。
さらに凄い。。。
父親みたいになりたくないのに、暴力しか知らないサンフン。
そんな彼が変わろう、変わろうと自分に言い聞かせるのが伝わってきて苦しくなる。
変わりたいのに、変われない。
そんな彼に手を差し伸べるように寄り添うのは孤独な女子高生、ヨニ。
2人の掛け合いもくすくす笑えて面白い。
誰かのために生きたら強くなれるよ。
そんなことを教えてくれる映画です。