息もできないの作品情報・感想・評価

「息もできない」に投稿された感想・評価

小林

小林の感想・評価

3.4

このレビューはネタバレを含みます

いい話なのですが、正直クッセェ映画だなぁという気持ちの方が強くて、興ざめしてしまいました
親から子、壮年から青年に暴力が伝播していき、最後の最後に、母を殺めたサンフンと、そのサンフンを奪った弟が重なる、というのも、綺麗ではあるんだけど、コテコテというか、クドイというか、膝枕での号泣も、病院での号泣も、バイオレンスシーンのカメラワークも、やってるよ感が強くてちょっと引いてしまう
まりも

まりもの感想・評価

4.0
愛される方法を知らずに父親を殴るサンフンの気持ちが痛くて泣く。ところどころで親に殺されそうになった子の絶望と叫びがフラッシュバックする。
ヤン・イクチュンを「あゝ荒野」で初めて観て、いてもたってもいられず、すぐにこれを観てみた。なんとも、別人のようでありながら、捨て犬っぽさは通じている。
キム・コッピちゃんは、だんだん菩薩に見えてくる神々しさ。
ラストの方は冗長に感じる場面もあったが、韓国映画にありちな大袈裟な音楽もなく、非情にも思えるやさしさを持つ物語。撮りたいものがあり、それをしっかりと撮ることができているヤン・イクチュンさんに改めて脱帽。
タランティーノ映画でサム.L.ジャクソンがマザファッカって言うくらいの頻度でシバルって言ってた。怒りと愛の表現が豊かなんだな。
まさしく、息もできない。
不幸が連鎖していって、最後に止まったかと思いきや、やっぱり終わらない…苦いラスト。

ところどころに出てくる幸せな家族のシーンは全て儚い幸せで、最後の方の幸せなシーンも微笑ましくは見れない。。

辛いシーンがほとんどなのに、苦いラストなのに、心にずっしりくる良さ。
kkaaolin

kkaaolinの感想・評価

3.8
あゝ荒野 みたい早く!!!

ヤン イクチュンって知らなかったけど、すごい演技。

この薄汚いジャケットのせいで、なかなか手が出なかったけど、ようやく鑑賞。

ラストきっつい。
久々に通して見たけどやっぱ生涯ベスト級。

「こんな暴力的な男なのに、なぜこんなに愛おしく感じられるのだろう?」

その問いを観客に抱かせることがこの作品の肝。

暴力は、それ単体で独立して存在しえるものじゃない。
文脈の中で、連鎖の中で生まれ、
それはまた次の暴力へと繋がる。

サンフンが美化されてるわけじゃない。
連鎖を断ち切ろうともがき苦しみ、
結局はその連鎖から逃れられない。

しかし逃れようのない連鎖の中にあっても、
優しさや、共感は存在するんだし、
今作はその割り切れなさに気づかせる。

サンフンという人物の存在自体が、
単純化して見ようとする世の中に
シバラマを叩きつける。
Iamloco

Iamlocoの感想・評価

3.5
本当に息も出来ない。負の連鎖が続いていく哀しみ。役者さんの演技が凄い。
eggcup

eggcupの感想・評価

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524321

524321の感想・評価

4.7
暴力的でどうしようもないチンピラの本当は優しいところが垣間見える
2人が抱えるどうしようもない悲しみと辛さをやっと分かり合えたと思ったらこのラスト。
でも2人が真実を知らないで終われたのは救いに思えた。
馬子

馬子の感想・評価

4.0
全編暴力の塊なのに、漢江のほとりで号泣するシーンは もどかしく切なく胸を締めつけられた

8月に新宿ピカデリーで行われたトークイベント上映会では、製作・監督・脚本・編集・主演と、五役を務めたヤン・イクチュンのお茶目な姿が見られたが、劇中で笑うシーンは一度もなかったので、他の役柄も見てみたい
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