息もできないの作品情報・感想・評価・動画配信

上映館(1館)

「息もできない」に投稿された感想・評価

unO

unOの感想・評価

4.0
幼少期の家庭内での悲劇のトラウマから物事を暴力で解決する粗暴な男として育ち取り立て屋で働くサンフンと、退役軍人で母がまだ生きているという妄想に囚われる父と不良の弟という不遇な家庭にあって勝気な態度を貫く女子高生のヨニ。二人の最悪の邂逅から次第に惹かれ合う交流と軋む運命の歯車を描く、ヤン・イクチュン監督作品です。

主演も務めるヤン・イクチュンが、資金難に陥りながらも作り上げ、世界各国の映画祭で賞賛を集めた長編映画監督デビュー作は、韓国語のスラングで「クソ蠅」を意味する『トンパリ』の原題に拘った彼の、韓国における父権主義とそれによる暴力に対する怒りの込められた作品です。

最悪の出会いから不器用に愛を育むラブストーリーのプロットで展開されながら、そこにスウィートネスは一切なく、北野武映画を彷彿とさせ、韓国版『その男、凶暴につき』とでも形容したくなる「連鎖する暴力の虚しさ」を一貫して描きます。暴力を受ける側ではなく行使する側を映すことで浮き彫りにする、物理的な意味だけでない、生きることの「痛み」に胸揺さぶられる一作です。
傑作だった。こんなに泣いた映画は久しぶりだった。素晴らしい。
胸がグッとなって、本当は声を出して泣きたいぐらいの気持ちになった。映画館だから声を殺して大泣きした。

サンフンの不器用さやヨニとのやりとりすべてが微笑ましくて、ニヤニヤしながらみてた。愛を持って見るから、要所要所のパンチがものすごく強い。環境、人の感情、家族関係、すべてにおいて効いてくる。

一回はみんな観た方がいい。

というより全部こなした、ヤン・イクチュンは化け物。
ゆま

ゆまの感想・評価

4.4
絶対にハッピーエンドで終わらないじゃんっていう予感しかしない映画だった
二人でいるときだけ泣けたっていうキャッチコピーがあまりにも良すぎる。
負の連鎖を断つのってなんでこんな難しいんだろう
女子高生とチンピラとその周りのいびつだけど希望がある関係をただ保っていてほしいだけなのに……
暴力が暴力を生むという話
mmmuuu

mmmuuuの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

主人公がなんか憎めない!
そして泣くところで抱きしめたくなる。

結末の展開が予想できたけど、泣けた
宮丼

宮丼の感想・評価

3.7
衝撃的な映画でした。
好きな韓国映画ベスト3に入ります個人的に。

今年パラサイトがアカデミー賞を受賞して、韓国映画が注目され脚光を浴びましたけど、
パラサイトが世に出る10年以上も前にこんな名作が韓国映画にあったなんて....!
という感じでした。

パラサイト同様、ジャンルをカテゴライズするのが難しい作品。だがそこが魅力的。
アクションやドラマ、クライムなど色々な要素が盛り込まれていて、作品に既視感がないのが凄いなと。

韓国映画にハマっていくのを予感させられる名作です。
TsutomuZ

TsutomuZの感想・評価

3.8
この映画を撮らないと死んでしまうというヤン・イクチュンの思いにずっと殴られ続けた。

北野武映画が描く暴力と純愛に対するリスペクトを感じた。
Seba

Sebaの感想・評価

-
ある種のignoranceとimpluseのみによってこのような映画は成り立つんだろうが、それはもう、羨ましい限りだ
ポ

ポの感想・評価

3.4
見るタイミング違ったな………
後回しにし続けてきたからな……

製作もヤン・イクチュンなんだな
家を売って製作費を捻出したって本当かな
そこまでして表現したかったものがこれってことか
あおき

あおきの感想・評価

4.6
もう面白さ関係なくていいからハッピーエンドなってって思っちゃう映画大体おもろい
その

そのの感想・評価

4.8
珍しく自分が号泣した映画です。
息つく間もないほどしんどい、苦しい映画でした。(楽しい場面もありましたがそこもまた苦しい。)
家族とは、人とは、命とは、考えることがあまりにも多くてしばらくは余韻が抜けなさそうです。
2時間は映画としては妥当ですが、とてもとても長く感じました。

「2人でいる時だけ、泣けた。」という言葉、「そういう事か。」と、後半になって気がつきました。やっぱり涙は悲しい時にしか出ないです。
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