ジャッキーケン

息もできないのジャッキーケンのレビュー・感想・評価

息もできない(2008年製作の映画)
4.0
ヤンイクチュン半端ねえ!!
ますます「あゝ荒野」見なきゃって使命感が増す!
今年韓国映画見る頻度が高くてビックリ
名作群に名を連ねる本作もずっと見なきゃなって思ってたのに見れてなかったので勢いに乗って鑑賞!

監督主演のヤンイクチュンに圧倒されっぱなし、内容はタランティーノ映画みたいにセリフが「クソアマ」「クソ野郎」が飛び交う会話ばかり
主人公が取り立て屋でひたすらビンタ、殴打、罵倒が多すぎて見る人を選ぶかも

唾吐きから始まる女子高生との関係、お互いに家族の悩みを持つ共通点、そこから驚きの結末へとゆっくり進んで行く

ヤンイクチュンと女子高生が一緒に泣くシーン、姉さんの子供に父親づらするシーン、後半に入って行くにつれ女子高生との罵倒会話が面白おかしく見えてきて血が繋がってなくともこれこそ家族愛なのかと感じたね

嬉しい感動とは言えないが泣いたし同じ運命を辿ってしまう衝撃のフラッシュバックはしばらく頭の中に残るだろう