K

ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還のKのレビュー・感想・評価

3.4
三作目。またしても…のピピン。歌声は良い。白い木。サムとスメアゴルの攻防。大群vs大群。さらに壮大さを増す闘い。3作連続で観るとさすがに映像的な迫力には慣れてくる。「今日ではない」。アラゴルンとアルウェンの関係にひと安心。13ヶ月。終わりと始まり。3まで観て気になったのは、主人公があまり活躍しておらずほとんど見せ場がなかったこと。誘惑に強い特性はあるものの、戦闘や知能の面では普通。指輪を持っている関係上、狙われやすく負傷シーンが多い。揺らぐ主人公を支えるサムの方がときどき正統派の勇者もしくは救世主に見えた。もしスメアゴルが居なかったら…と考えずにはいられない。一作目の公開年が同じなのでハリーポッターと似た位置付けで捉えていた本作。いざ観てみるとダンブルドアとガンダルフのビジュアルが似ているくらいで毛色は全然違った。観られて良かった。
K

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