こーじ

ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還のこーじのレビュー・感想・評価

4.0
原作を3回読破後、改めて3作通して鑑賞。純粋に映画として見ると大傑作とまでは言えないけれど、原作の映像化としては、ほぼ文句無し。フロド、サルマン、セオデン、ファラミアあたりの描き方は若干残念感があるかな。


【以下追記】
映画のロード・オブ・リングは、原作の世界観を壊すことなく映像化されていて大好きなんだけど、ひとつ大きな不満は、映画だとサムが主人公に見えちゃうところ。登場人物の中で一番辛い戦いをしているのはフロドなのに。

サムが頑張れるのも、フロドのことをよく知っているから。一瞬でも指輪を持ったことで、フロドの苦しみが分かるから。でもそれは内面の戦いだから、映画ではその表現が弱い。

そして、指輪物語の無情なところは、それなのにフロドにあんな結末を用意していることだよね。