blackmonkey

ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還のblackmonkeyのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

2022年316本目
【あらすじ】
サウロンの本隊が人間の大国ゴンドールを侵攻を知ったガンダルフとピピンは、ゴンドールへ行き執政デネソールに話すも消極的なため、無理やりローハンに救援をだす。フロドは正気をうしないゴラムのせいでサムと決別。サウロンの大軍がミナス・ティレスに侵攻し、デネソールは自殺するが、ローハン、アラゴルンが先祖との密約で呼んだ山の民の幽霊軍の助太刀で一掃する。この闘いでナズグルの頭領にセオデンは殺されるがエオウィンがかたきナをとる。火山に近づくフロドへのサウロンの目を向けさせるため、アラゴルンら全軍は黒門へ進軍し、その間フロドは蜘蛛に捕まり、オークに捕まるが、サムが助けにきて火山に向かう。黒門の戦いが始まると人間の軍は苦戦するが、フロドは指輪をゴラムととともにマグマに投入し、闇の勢力は消滅。アラゴルンは正式に即位し、アルウェンとも結ばれた模様。ビルボとフロドはエルフともに彼らの故郷に行き幕。

【感想】
ファンタジーの最高傑作完結。数々の映画賞を総なめにしているだけあって、3時間以上の長編でも飽きず楽しめた。壮大な人間たちの軍と闇の勢力との戦いが見所。ゴンドールの執政とフロドの闇落ちにはやきもきするが、それ以外はテンポがいい。個人的に今シリーズ光っているのは、まずサム。彼が最大の功労者と言っていい。指輪の影響とはいえ終始正気じゃないフロドを最後まで支えた。彼の食事の世話から、ゴラムから守り、オオグモから助け、オークを倒し、彼をかついで火山まで行くというスーパーマン。そしてもう1人はローハンの王子エオデン。彼は頑固さはあるものの、常に先頭にたって戦い、王の末裔とはいえ流れ者のアルゴルンを重用した功績は大きくシリーズ中の行政者では一番だと思う。その甥エオメル、姪エオウィンも象やナズグル倒したり大活躍。アマプラで始まったドラマ「力の指輪」がますます楽しみになった。
blackmonkey

blackmonkey