アッバス・キアロスタミ監督
人間の無力と有力を同時に描き出してるような素晴らしい作品でした。。
広い視点での人間は、人知を超えたモノ(ここでは地震という天災)には太刀打ち出来ない非力な存在である一方で、狭い視点での人間は、目に見えない力(知識や思い、物理的な力、祈り、協力)を持っている。それもとてつもないPOWERで。
そんな人間の弱さと強さを同時に魅せつけるようね美しい作品。
ドキュメンタリーとドラマのちょうど間って感じ。結局コケルには行けたのか。
地震がもたらす人間における死と生の物語。
とかなんとか言っても人生はつづく。ってかつづいてる。っぽい。
世の中は仕方がないことばかり。