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ロリータのARANのレビュー・感想・評価

ロリータ(1962年製作の映画)
3.8
ウラジミールナボコフの小説「ロリータ」をキューブリックが映像化した作品。ロリータコンプレックス、ロリコンの語源となる話。なんか、どっちもどっちな話だったなー。あの年の少女に惹かれるハンバートもあれだし、異様に近しく接するロリータもあれだし。ただロリータめちゃくちゃ可愛らしかったからおっさんがときめいちゃうのも分かるわ。流石にあそこまで必死なのはひくけど。ロリータ役のスーリオンはあんなに綺麗なのにこの作品くらいしか目立ったの出てないのか。このロリータ役が強すぎた感あるな。スーリオンの可愛さ、ジェームズメイソンの必死さを楽しめた映画。余談だけど、ナボコフの小説ロリータのもとになったと言われる事件があって、それは小説で与えられる大人を誘惑する少女のイメージじゃなくて、50歳くらいの男が12.3歳くらいの少女を2人で車で旅しながら約2年間レイプしてた事件らしい。まー男が犠牲になる物語に変えるわなそりゃ。
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