えそじま

女の園のえそじまのレビュー・感想・評価

女の園(1954年製作の映画)
3.6
再軍備計画の進む戦後日本を背景に、規律の厳しい私立女学校と自由を欲した生徒達の激闘。独善的な思想や歪な社会通念に基づいた圧迫と無情な処罰を厭わない残忍な寮母が終始不快。没個性の羊の群れを作り上げて悦に浸っている教育人の姿勢は、個人的な過去の経験にも重なり非常に胸糞の悪い作品であった。
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