スタートレックミリしらで初視聴。てっきり地球人とクリンゴン人の戦争が見られるのかと思ったら、全くそういう映画ではなかった。これジャンル的には潜水艦映画なのでは。
序盤、カークとデッカーと退役軍人(軍医？)のギスギスがマジで要らない。導入はそうだとしても、航海の途中でお互いを認めたりしろよ。
そもそもカークの指揮がダメすぎてすごい。なんかもっとカッコいいところが見たかった。こういうのってカークの豊かな経験からくる状況判断と、デッカーのロジカルな指摘がお互いに刺さってやるじゃねえかみたいになるもんじゃないの？
あと要所要所で尺稼ぎみたいなカットが気になる。カークがステーションからエンタープライズのとこまで移動するとことか、なんであんなたっぷり時間かけてるのか謎だった。
という感じで前半はあんましおもんなかったけど、後半からストーリーの決着まではかなり見応えがあって良かった。はるか昔の遠い銀河の出来事ではなく、地球の未来なのがちゃんとストーリーにハマっててグッときた。
でも結局潜水艦映画なので、尺の大半がエンタープライズ艦内でグギギってなってるクルー達を延々と見せられるだけなのがちょっと。
あと、エンタープライズの外観はさすがにめちゃカッコ良い。おもちゃ欲しくなるな。
