すばらしい。超おもしろかった。2時間は長すぎん?と思ったけど全然そんなことはなく、最初から最後までめちゃくちゃ楽しんだ。
まずモビルスーツというか戦闘の描写が大変素晴らしく、最新のガンダム映画って感じの超美しいCG(と作画)でしっかり作られているんだけどハサウェイとかのようなリアルな兵器の雰囲気ではなく、無茶な軌道で華麗に空を飛び回っていたあの雰囲気がそのまま最新の映像で再現されていた。きっとあの空気感の再現にすんごい手間をかけたのだと思う。
お話も当時のファンも歳を重ねたから、とか劇場だから、と無駄に対象年齢を上げたりせず、当時のまんまが出てくるのがとても良かった。2シーズンを生き延びたキャラたちが総登場で、皆まるで昔の少女漫画の時間経過のような謎出世を果たしており見ていて気分がいい。
そして出世はしつつもキャラはみんな変わってないな~という嬉しさだったのだけど、ラミアス艦長だけは艦長っぷりが大変なことになっていて大迫力マシマシだった。
そしてクライマックスの盛り上がりは完全に限界を突破しており、俄ながら直前に7本の総集編を履修した甲斐もあってただひたすらに気持ちいいシーンの連続であった。拍手を我慢するのが大変だった。
1stガンダムおじさんが見たらどうなるかわからんけど、SEEDが好きならもう絶対気持ちよくなれる映画だったと思う。SEED世代の皆さん、おめでとうございます。