これぞ、元祖アメコミ映画。
これをなくして、アメコミ映画というより、ヒーロー映画は語れないと思います。
ジョン・ウィリアムズが手がけたテーマソングを聴くだけでも、小さい頃観た時のあのワクワク感を思い出します。
やっぱりスーパーマンといえば、あのテーマソングですよ。
あれからブランドン・ラウスや、ヘンリー・カヴィルなど、いろんな俳優がスーパーマンを演じてきたんですが、やっぱり個人的にはスーパーマンといえば、クリストファー・リーヴのイメージが今でも強いですね。
何よりも、配役が完璧すぎるんですよね。
普段の冴えない記者のクラーク・ケントでいる時と、そこからスーパーマンになった時の演じ分けがもうすごかったですし、彼自身がスーパーマンそのものって感じでした。
これを子供の頃に観て、彼にちょっとでも憧れを抱いたのは自分だけではないと思います。
彼以外のスーパーマンは正直考えられません。
また、CGのなかった時代に、ここまで特撮技術が高い作品を世に出せるのもすごいなって思いました。
今でこそチープに見えるかもしれませんが、飛行シーンがもうとにかく観ていて爽快感がありました。
この他にも、人助けのシーンが多かったのも、一本のヒーロー映画としてポイントが高かったです。
そして、他の出演者も悪役レックス・ルーサーにジーン・ハックマン、クラークの実父ジョー=エルにマーロン・ブランドと、かなり名優揃いの印象も受けました。
観たのは本当に小さかった時以来でしたので、すごく久々だったんですけど、今観ても色褪せないヒーロー映画の名作でした。