事業家のニックと妻のリビーは、幼い一人息子のマティと幸せに暮らしていた。ある日、ニックとボートで休日を過ごしていたリビーは、夜中に目が覚め、隣で寝ているはずのニックがおらず、さらに船内に血まみれのナイフが落ちていることに気づく。警察は状況から、ニックは何者かと争って船から落下し、冬の海でおそらく命を落としているだろうと判断し、殺人事件として捜査が始まる。ニックに最金多額の保険金がかけられていた事からリビーが逮捕、圧倒的に不利な状況のまま、夫殺しの有罪判定が下されてしまう。
残されてしまったマティのためを思い、リビーはマティを懐いていた友人アンジーの養子にと望む。最初はアンジーも刑務所に面会に来てくれていたが、ある日ぱったり連絡が途絶え行方がわからなくなる。なんとか電話番号を手に入れてかけると、電話越しにニックとマティの話し声が聞こえ、リビーはニックに計画的にはめられたのだ気づく。
そのときから、リビーはニックへの復讐を果たし、マティを取り戻す覚悟をする。
ダブル・ジョパディー。同じ罪で二度有罪になることはない、という憲法をテーマにした映画。
保護観察官があそこまで干渉するものなのかな、と少し引っかかるけれど、ただの主婦だったリビーが強くてかっこいい。
