藤さん

地下水道の藤さんのレビュー・感想・評価

地下水道(1956年製作の映画)
3.2
 ポーランドの監督、アンジェイ・ワイダの名を世界に知らしめた抵抗3部作の2作目。
 戦争を舞台にしているがほぼ中盤からは地下水道を這う物語。見えないナチスから逃れるため必死に地下を進むが発狂したり、希望を求めて前に進むが出られない...かなりしんどい展開。
 1人1人の目がモノクロの映画なのに力がみなぎっているのが印象的だった。しかもほとんどが素人の俳優と...かなりエネルギーを感じる仕上がりだった。ラストのシーンまで緊張感があり名作と言われる所以がわかりました。
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