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シティ・オブ・エンジェルのpauhのネタバレレビュー・内容・結末

シティ・オブ・エンジェル(1998年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

小さい頃に見て好きすぎてこの作品を元に漫画を描くほど大好きな作品で久しぶりに鑑賞しました!
良い映画ってやっぱり何度観ても良くて、内容ほとんど覚えていましたが最高でした。
この作品での天使の描かれ方が好きで、全員全身真っ黒でロングコートを着ていたり住処は図書館だったり、太陽の音色が聴こえたりと少し不気味にも感じるシーンもあるのですがそれもまたミステリアスさがカッコ良くて、セスがマギーに触れている時に皆が好奇心旺盛に覗き込むシーンもとても好きです。
それに感じられないからか子供のような好奇心と純粋さを持っていて、その純粋さがニコラス・ケイジの絶妙な表情で伝わってくるのがとてもグッと来ます。
元天使の患者のおじさんも確信を着くような台詞が多くマギーに伝える際のシーンもとても好きでした。
ビルから飛び降りるシーンや海で元天使のおじさんと泳ぐシーン、人間になってからの喜怒哀楽という感情を初めて感じるシーンと好きなシーンも沢山ある作品です!
ラストは悲しい結末ですがそれもまた今度は奪われる側の感情を感じる主人公を見ていて考えさせられて、最後の海で泳ぐシーンも含めとても大好きな終わり方です。
レビューを見てこれの元になる作品があるのも知れたのでそれもまた観てみたいと思います。
切なさもあり、不思議な感覚にもなれるとても素敵な作品でした!
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