いはん

シティ・オブ・エンジェルのいはんのレビュー・感想・評価

シティ・オブ・エンジェル(1998年製作の映画)
4.2
ベスト10ラブロマンスに食い込む素晴らしい作品であった。天使ケイジの胸毛と若干のサイコ感は気になったものの、それを全て打ち消すストーリーと音楽がありました。

“That’s life.”
そうなのだ、これが人生なのだ。
無常なものなど存在しなく、全て刹那的である。私たちにできるのは、その刹那的な幸せを抱えてずっと生きることだけだ。私達にはその力が与えられている。私たちは幸せを感じ、それを覚えていることができるのだ。

“I would rather have had one breath of her hair, one kiss of her mouth, one touch of her hand than an eternity without it.”
彼女がくれて全ての良きものを抱えて、堕ちた天使は人生を生きる。彼女の髪の匂いや、彼女のキス、彼女に触れた感覚と共に、生きる。

ヴィムヴェンダースのバージョンも観なきゃ!
いはん

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