冬の亡霊

サンシャイン2057の冬の亡霊のネタバレレビュー・内容・結末

サンシャイン2057(2007年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

映像も綺麗だし意外と良作なSFサスペンスなのだが、終盤で無駄にエフェクトかけすぎてしまったのが惜しい。

前半の雰囲気とかすごく良いし宇宙の描写もかなり良い、中盤でトレイが大失敗をやらかし船長のカネダ(真田広之)が燃え尽きて以降もクルー同士で殺し合うとかじゃなく、得体のしれない誰かが乗っているホラーじみたサスペンスで最高。

謎のケロイド男の正体がただの気が狂った人間(1号の船長・ピンバッカー)なのだが、正直このひとがどうして7年近くも一人で生き残ってたのかあまり良く分からないまま終わってしまったので消化不良。神の作った自然(太陽)をどうにかしようなんて烏滸がましい、神を冒涜するのはやめろ、っていうのも理由としては弱い。
個人的には太陽の光を浴びた影響で云々的な展開にした方が解りやすかったのかもしれない。

そもそもホラー展開になると思ってないから、突然のサブリミナルは深夜に観てたらちょっと怖かった。