今まで謎に包まれていたジェイソン・ボーン誕生の経緯が描かれたシリーズ3作目。
パルクールを取り入れたような街中での逃走劇や迫力のあるカーチェイスなど、洗練されたアクションシーンは健在。この素晴らしいアクションが観たくて、ボーンシリーズを観ていると言っても過言ではない。
そういう意味では今作も期待どおりの出来栄えで満足なのだが、少し気になったのは、画面の切り替えや揺れが激しすぎて酔ってしまうということ。その分臨場感は生まれているので、この辺は好みの問題かなー。
そしてついに明かされたボーン誕生の経緯については、概ね予想通りというか、肩透かしを食らったような気分になってしまった。こっちが期待し過ぎてたのかな〜。まあボーンシリーズはストーリーよりもアクションということにしておこう(笑)。
あと物語の本筋からは逸れるけど、ボーンとニッキーの関係が気になった。最後のニッキーの素敵なニヤケ顔を観ると、今後の展開に期待してしまうわ。
