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新米刑事のル・セイント。担当の地域では行方不明者が続出しており、ル・セイントはその調査を行いたいと署長に進言するが取り合って貰えず。ル・セイントは納得がいかず独断で捜査するが…。
フランス、ルクセンブルク、ベルギーの3カ国合作のサスペンスアクション。
人間狩りがテーマの映画。「ハードターゲット」や「サバイビングゲーム」などで多く使われていて題材としては古典ですね。
本作はフランス映画なので派手なアクション演出のハリウッド映画とは違い、ひと味違うひねくれた演出となっています。
ですのでパッケージやあらすじから連想して、アクション満載の映画だと思うと期待ハズレに終わると思います。
私はアクション映画だとばかり思ってたので、正直ハマらなかったです。
どちらかというとスリラーの要素が強いですね。
狙われた方ばかりでなく人間狩りをする方も深く掘り下げるというのは珍しいなと思いました。
グロい場面あることはありますが、そんなに頻度は少ないです。
どちらかというと人間の残酷さといか心理描写を重視してる感じです。
でもあれもこれも詰め込もうとし過ぎですね。
正直、女性の登場はいらなかったなと思います。
しかも犯人達に閉鎖されてるはずの要塞に簡単に入れるのが…。
都合良い演出にちょっと疑問を感じました。
主演の俳優さんは監督も兼ねてるんですね。
刑事役の俳優は若い頃のショーン・ペンさんに雰囲気が似てますね。
あんまり無い感じの人間狩りを題材にした映画なので、新鮮味は感じましたが派手さはないので、そこの所は評価は分かれると思います。