さーたん

王立宇宙軍 オネアミスの翼のさーたんのレビュー・感想・評価

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「王立宇宙軍」とは名ばかりの国のお荷物・宇宙開発組織がやっとこさ本気を出して宇宙への到達を目指す。ほのぼのと日和った軍の連中たちが宙を目標に情熱を感じ始めたころ、国際情勢や国内のパワーバランスに干渉を受けるようになる。あるいは宗教神話時代から人類の技術発展史を顧みるなど、一有人衛星ロケット発射における物語が立体的に展開する。そのグリッドとして昭和感と中東風を織り交ぜた架空文明とメカが驚異の精密さで描かれ、もはや変態的熱意を感じてワクワクする!
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