ファイト・クラブのtomoのネタバレレビュー・内容・結末

おすすめに出てきたので全く予備知識なくアクション系かクライム系かな？と軽い気持ちで見始め、オープニングの「監督デヴィットフィンチャー」の文字に、これ多分そんなストレートな映画じゃないぞ、、、という予感がして座り直して鑑賞しました。
「僕の考えるさいきょうの自分」がイマジナリーフレンドとして出てきちゃった的な話かな、最後は現実の自分の冴えなさとの落差に絶望エンドかな、と予想しながら見ていたが、実は自分が実際にそういう行動を取ってたぜ！マジかよ無意識の俺すげー！けどやべー止めなきゃ！という少々斜め上の設定で、ラストもなんだかんだで資本主義・消費社会の価値観から脱却できたということなのかなあ、と予想より前向き(？)な気分で見終えました。
何が言いたいかと言うと、「俳優が過去の有名作の役柄イメージからの脱却に苦労するというのはよくある話だが、監督も過去作のイメージが強すぎると(なんといってもセブンの衝撃が)先入観持っちゃっていかんな」と個人的に反省したという話でした。自分語り失礼しました。
機会があればもう一回フレッシュな気持ちで見返したいような、そこまで楽しい気分になる映画でもないので遠慮したいような。