ヒカル

ファイト・クラブのヒカルのレビュー・感想・評価

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)
4.2
前半と後半でこうも作品の印象が変わる映画も珍しい。
前半の自分を解放していくファイトクラブでのファイトや現在の職業やお金から解放されるという考え方は面白い。企業や人々のイメージが作り出した「立派な人間」、モノに囚われて生きるなんてくだらないと訴えるシーンは、なるほどそう言う考え方もあるなと結構殴りつけられたような衝撃だった。自分は自分自身だけでしかない。ファイトクラブでのファイトやボロい家での生活が純粋な自分自身を引き出していたように感じた。

最初のシーンがラスト直前くらいから始まるの系の作品ってほんといいね。何でこうなったんだ?って、一気に興味をそそられるて映画を見始めることができる。
結構集中してて見てたけど、タイラーがやってたような一瞬映る卑猥なシーンに気づかなかった。それともNetflixではカットされてるんかな?
ヒカル

ヒカル