レオ

ファイト・クラブのレオのレビュー・感想・評価

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)
4.6
良質な睡眠を促進する映画。
これ、高校生の時にドハマりした作品です。
そんな十数年前(年齢計算NG)に観た作品を久々に鑑賞したのですが、ストーリーの記憶は虫食いでしたがスクリーンショットしたかのように画面として鮮明に覚えていました。
トラウマ程ではないですが当時の自分になかなかの衝撃を与えていたことは確か。

ブラピ扮する謎の男、タイラー・ダーデン。
タイラーと出会った真面目系リーマンの”語り手”エドワード・ノートン。
そこからカルト的組織『ファイト・クラブ』を発足しますが、とんでもない事態に発展するバイオレンス・サスペンス。
グロいというより暴力的で痛々しい表現が多いかも。
映像のそこかしこにタイラーのイタズラが仕込まれており、ストーリーに影響が出ないながらも理解出来ないやり取りがあったり、サブリミナルが仕込まれていたり、と一筋縄ではいかない作品。
取りあえず、初見は最後まで観てくれ!
それから二回目の鑑賞だ!!
結構とんでもない話ですが、ストーリーに出てくるネタや小道具を繰り返してくれるのでとっちらからずにまとまっているんですよね。

最後までエドワード・ノートンが演じていた主人公は名前が出されず(クレジットは”ナレーター”)彼の独白で進められていきます。
最後まで誰だか分からない設定すごいなぁ。
取り敢えず仮で『キョン』と名付けておこう。


余談ですが、ブラピが演じた役の中で、
私はタイラー・ダーデンが一番しっくりきてて大好きです。
(『ジョー・ブラック~』のような儚い美青年も好きだけど)
どうみてもヤバい奴なんですが、頭キレまくりで、カッコ良くて、センスもあって…そりゃあ男でも女でも惹かれちゃうでしょ!
赤のレザージャケットが最高すぎる。
レオ

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