チョコミンパーティー

パリ、18区、夜。のチョコミンパーティーのレビュー・感想・評価

パリ、18区、夜。(1994年製作の映画)
3.2
人物たちの微妙な重なりと淡々と進んでいく時間軸が普段フランス映画を観ない身からすると新鮮で、それに伴ってパリの街並みの美しさ、ダイガの表情と所作に圧倒された。
どこを撮っても綺麗なパリに行ってみたくなった。もっと人物たちの完成性が交差してもいいし結末もぼやけ気味かと思ったが、ある種わざとらしいさがなく、18区に暮らす人を自然に切り取っている感じがいいのか...とも。かといって、監視カメラドキュメンタリーになる訳でもない、カメラワークで、バランスがよかった映画かもしれない。