ぬまち

気狂いピエロのぬまちのレビュー・感想・評価

気狂いピエロ(1965年製作の映画)
5.0
高校生の時になぜかハマって輸入DVDまで取り寄せて繰り返し見ていた作品。ゴダールの映画は正直言って退屈だと感じてしまう作品が多い(『勝手にしやがれ』も『ウイークエンド』もハマれなかった、政治に傾倒してからの作品は途中で観るのをやめた)のだが、これだけは大好き。裏切りのストーリーや厭世的なムードが好みなんだと思う。男性=論理、女性=感情という描き方はいささかクリシェが過ぎる感じもするが、序盤でベトナム戦争の被害者に言及するくだりは心に残る。
ぬまち

ぬまち