このレビューはネタバレを含みます
アカデミー作品賞取った映画を観ていこう企画。
65回アカデミー作品賞受賞作
イーストウッドによる西部劇。だがアンチ西部劇というか、西部劇の定石を敢えて崩した様な作品。
馬に上手く乗れなかったり熱出したりなイーストウッド、カッコよく登場したけど話盛ってたことバラされてカッコ悪く退場するリチャード・ハリス等。
また賞金首探しに行くってなってからも勝手にモーガン・フリーマン連れてきて相方と揉めたりなんだり色々グダグダ。
またイキってた若手のガンマンも結局人殺した経験が無く、1人殺したらもうビビって人殺ししたくないとか言い出す。
イーストウッドはイーストウッドで丸腰の相手を撃ち殺したりで、とにかく終始登場人物がカッコよくない。けどそれがいい。
ジーン・ハックマンの保安官がやはり強烈だったけど、他のメインキャラも全員良い。
最早ブラックコメディと言える位笑えるシーンが多く、イーストウッドの映画の中ではかなり見やすいと感じた。