つね

許されざる者のつねのネタバレレビュー・内容・結末

許されざる者(1992年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

主人公の有名なる極悪人の賞金稼ぎは、良識ある女性と結婚して子供が生まれ、真人間となった。
(実力のある、悪かったやつが真人間になる設定が本当に大好き)
現役を引退して牧場を営んでいたが、ある日若いカウボーイのが家にやってきて賞金稼ぎをしないか誘いにくる。
本人としてはもう引退したものの、家畜たちも病気になり、貧困な暮らしは進んでいく。妻をなくし、子供二人の将来を考えもう一度大金を得るために賞金稼ぎをすることに。。。

本来なら悪い立場の賞金首。それを刈り取るカウボーイ。
治安を守る保安官。と並ぶはずだが、結局のところ善悪なんてどこにあるのか全く分からない。ただの勧善懲悪では説明できない部分がこの世にはたくさんある。それを教えてくれるのがこの映画。
本当に悪いことは自分の目で見極めないといけないし、結局自分で決めないといけないと考えさせられた。

結局は主人公が強すぎてかっこよかったという感想になる。
つね

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