小さい頃観たレースもの映画と言えばこれだった。NASCARなんてただオーバルをぐるぐるしてるだけじゃん何が面白いの?評価できるところといえばハリボテのボディ(しかもヘッドライトは絵w)使ってまで市販車っぽい形にこだわって、“ストックカー”を名乗ってるところくらいじゃない?と思っていたが、これをなかなか熱く描いている。でもNASCARがアメリカで人気な(だった)のって、やっぱり小突き合いの要素が大きいのではないかい。基本フィジカルコンタクト禁止のはずのNBAだって実際は2mの男たちがガンガン押し合ってるし。
単細胞な男の競い合いは見てて面白い(けどちょっと頭悪すぎてイラッと来ることも)。ライバルとの友情、挫折からの再挑戦、敵から送られる塩…USA! USA!って感じの話だけど、シンプルに描きすぎて、あの人どうなったん?この人影薄くね?みたいなモヤりがなくもない。少年の頃の自分にはこのくらいがちょうど良かった。
スリップストリームの解説。綺麗なアンヨ。二つのSWEET'N LOW…って人工甘味料かよ!そこはゴム使えよ!と思ったりもするけどな。