このレビューはネタバレを含みます
ああ、疲れている時に観るものではない。
死にたいような、殺したいような、愛したいような憎みたいような。
こういった感情を馬鹿みたいにすぐ行動に移して、叫んだり泣きわめいたり殴ったり、寧ろ行動で示さないと伝わらないと思っているのがアメリカ映画だなと思った。
いや、そういう文化なんだけどうむ。
こうも激しいとこちらも振り回されてしまう。それだけ引き込まれたってことだが。
時間系列がバラバラでもエンディングに向かうにつれ着々と物語はわかりやすいように出来ていて、最後ショーンペンが自分を撃ち抜くシーンに辿り着いた時には21グラムの重さに潰されそうになっていた。