見たで。
何気にフィルマークスでは初となる金田一耕助を主人公にした映画作品のレビュー。石坂浩二さんの金田一シリーズはある程度鑑賞済み「女王蜂だけ近隣のTSUTAYAになかったので見れてない」です。こっちは石坂版のヒットに続いて当時の東映も金田一シリーズのヒットを狙い作られた物だそう。正直「この物語だけは映画にしたくなかった」と言う宣伝文句ほど怖くはないが旧華族の呪われた血筋を巡る愛憎劇としての雰囲気はある程度保証されてはいるかなと。個人的に金田一シリーズの原作は読んだ事がないのでそこと比べる必要がなかったのも大きいのか割と楽しめた寄りでした。石坂浩二さん演じる金田一耕助は人を苦しみや呪縛から解放する天使的な立ち位置のキャラクターやったけど人間臭く親近感があり純粋なビュアさを感じる本作の金田一像はまさに西田敏行さんならではで私は大好きです。どちらかと言うと西田さんのキャラクターを味わいつつの２時間のサスペンスドラマとして鑑賞したら良い作品かな。
