ひげしゃちょー

イースタン・プロミスのひげしゃちょーのレビュー・感想・評価

イースタン・プロミス(2007年製作の映画)
4.6
『ヒステリー・オブ・バイオレンス』に続いてデヴィット・クローネンバーグとヴィゴ・モーテンセンのタッグ。 今回もかなり渋くて強くてかっこいい男を演じるヴィゴ。 死体を川に流して流された死体からメモが出てくるあたりで潜入捜査モノなんだろうなと気づいていたがそんなことお構いなしに面白い。 『ヒステリー・オブ・バイオレンス』以上にクローネンバーグっぽくない映画なんだけど執拗にグロい映像を見せるあたりにはその片鱗を垣間見ることができる。 この映画の最大の見所はニコライがサウナで全裸のまま大立ち回りをするあのシーンでしょう。モザイク処理もされずブラブラしてるのがはっきりわかる。映り込んだのではなく確信的に映している。