Belle

イースタン・プロミスのBelleのレビュー・感想・評価

イースタン・プロミス(2007年製作の映画)
5.0
今年観た中で1番好きかもしれない。
クローネンバーグ監督のヴィゴ・モーテンセンへの愛に咽せそうになる作品。

舞台はロンドン。出産直後に命を落とした少女。残された赤ん坊、助産師と露マフィアの運命が絡み合っていく。

ヴィゴの役作りが凄まじい。悟り切った表情、何が起こってもみじろぎもしない雰囲気とか。「日常にこんな人が現れたら人生狂わされる」と初めて思わされた。すご。でも見返すと違った印象になるはず。そういうの楽しいね。
ボスの息子キリル、甘ちゃんボンボンなんだけど、でも、ああいう世界では絶対に本当の自分の気持ちを出せない辛さを見ちゃうとね…つら
続きを想像したくなる、そんな作品でした。
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