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アメイジング・スパイダーマンのmitakosamaのレビュー・感想・評価

3.4
サムライミ版スパイダーマンを三部作で切り上げリブートした今作。でも2作で打ち切りにしちゃったから、結果論としては失敗なんだろうなー。

ピーターパーカーをトビーマグワイアからアンドリューガーフィールドに変更。正直言ってこれが良く無かったんじゃないかと思う。ガーフィールドって結構悪役顔だと思うんだけど。特に苦悩する際の顔が悪代官のようだ!
MGUのトムホランドむ含めて、一番顔は合わないかなー。

今シリーズでは“蜘蛛”の開発者が失踪した科学者の両親ということになり、息子がその力を継ぐという設定。
本来の科学オタクでいじめられっ子のピーターが特殊な力を持ちヒーローになるが、それ故に苦悩も味わうこととなるという物語とは若干ニュアンスが違う。
親の因果を背負うという、いわば運命を背負った子どもでありよりヒロイックになった。普通の子だったピーターの人生逆転劇とは方向性が異なるのよね。

更にサムライミ版では彼女がMJワトソンだったのに対し、今作はグエィンステイシー。2作目で原作通りに死んじゃうのでも、しかしたら3作目でMJを出す予定だったのかもねー。

高校生のピーターだが、父のいたオズコープ社に侵入したら研究生としてクラスメイトのグェインがいた。基本的に秀才な二人。ピーターは辟椀の科学者コナーズ博士と知り合いに。
トカゲの尻尾再生能力を医学に応用しようとしたコナーズ博士は自らを人体実験しトカゲ怪人のリザードへ変身。
ピーターは叔父無くしたショックを乗り越え、同じく父を無くしたグェインと力を合わせリザードの暴走を止める。

親が居ない真相が分からず、身近な者の死が重なるというハードな展開なのに、スパイディとして活躍するときはスゴい軽口の軽快なキャラに豹変しちゃう(笑)二重人格ちゃうかと笑っちゃうわ。
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