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ハイテンションの708のネタバレレビュー・内容・結末

ハイテンション(2003年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

ヤバいハイテンショーーン by 大黒摩季

かつて観た作品ですが、アマプラで偶然見つけてしまい、レビューを書いてなかったので再び観ました。

一時流行ったフレンチホラーの火付け役的な作品。自分の中ではホラー映画のクラシック的存在。サスペンスっぽいどんでん返しな展開がなかなか面白くて、結局は、二重人格の妄想レズビアンのマリーによる自作自演というオチ。好きになった女友達アレックスを独り占めするために、彼女の家族を惨殺。フィリップ・ナオン演じる殺人鬼はマリーの中の凶暴性のメタファー、オルターエゴのようなニュアンスです。まぁ、観る人によってはこのどんでん返しが凡庸かもしれないけど、僕は結構好きです。冒頭で車でフェラさせた女の首を窓から捨てるシーンは、当時衝撃が走りました。ヤバいハイテンション。

血飛沫の量多め、描写もグロめ。ホラーというよりもスプラッターという感じ。フランスのホラーって、本当に容赦なくて好きです。でも、電動ノコギリ持って追いかけるシーンは、怖いというよりもコメディにしか思えません。

でも、家族を惨殺してまで、好きな人を独り占めしたいもんなのかしらね。ふと思っちゃいました。
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