ロック

モダン・タイムスのロックのレビュー・感想・評価

モダン・タイムス(1936年製作の映画)
3.7
初チャップリン。
太平洋戦争前の映画。
1936年てすごいな。どうやってとったんやろみたいなんがすでにある。
それにしても同じ姿で何本も映画に出るチャップリンすごい。

重苦しい時代やからこそ喜劇の力。社会風刺しつつコメディにするこのイズムが欧米のコメディなんやろな〜。

ローラスケートむっちゃうまいしコミカルな動きが名人芸やな〜。なんでもこの作品では自分のやりたいことをしつくす、つまり集大成やったそう。

時代はサイレントからトーキーへとなっていってるにもかかわらずサイレントを好んだチャップリン。サイレントなら世界中の人に伝わるからやそう。このね、意識がほんま素晴らしい。そして満を持して声を発したところがもう感動。チャップリンからのアンサーです。
そして皮肉な社会風刺だけで終わらず希望へと終わるラスト、そこでかかる音楽。
全てが名人芸でした。
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