面白い。笑える。
人間の機械化、労働疎外がテーマ。
80年前の映画だけど、現代“モダンタイムス”でも通用する。
基本的に無声映画だけど、動きがあるので退屈しない。
最初にチャップリンが出て来て、脇をかくところから笑える。
音の使い方もうまい。
恐ろしい自動飲食マシン。
やたらとナット的なものを締めたくなる工場労働者チャップリン。
仕事でおかしくなったり、職がなかったり。
食べるものがなかったり。
仕事でおかしくなったり、刑務所に戻ろうとわざと盗みを働くチャップリンが、愛する人と出会い、働く意欲を見せるんです。
働きたくないわけではないのです。
人間らしく、働きたいだけなのです。
ラストはチャップリンのヒューマニズムって感じで好き。
“What's the use of trying?”
“いくら努力してもムダだわ”
“Buck up - never say die.
We'll get along!”
“ヘコたれないで 元気を出すんだ”
“運は開ける!”
“Can you image us in a little home like that?”