勉強中の資格の先生が授業中に言及されて2回目の鑑賞。
ラインの一部として消費された挙句に精神異常を起こして入院するまでの件はコミカルながら今日でも通じる強烈な風刺。
単なる機械文明だけでなく、確立されたシステムの中で埋没する個性(人間性)、それを良しとする働き方全てへの批判と再解釈できる。
前例主義的、官僚主義的、高集団凝集的な日本のサラリーマンの殆どがドキッとするんじゃないかなー
主人公が最後歌で仕事を得るように人間としての多様な能力を発揮する仕事・働き方こそが幸せに繋がる、という解釈を今回しました。
実際に取り扱うテーマはもっと広範だけどこうした様々なら文脈から解釈を引き出せる作品が後世に残るのだと思う。