村防衛戦が描かれるパート2。
パート1で仕留め損ねた提督が継続して敵で、来ないかと思っていた艦隊はやっぱり来るから当初の予定通りに急いで防衛準備。
新しいモノはぶっちゃけ何もないんだが、絶体絶命のピ>>続きを読む
10年ぶり以上ぶり3回目の鑑賞。劇場では初。今回ようやく本作の全貌をちゃんと理解した気がする。
時制を大胆に弄る(というか逆さまにしてしまう)構成やノワール調のトーンは『フォロイング』からの発展形で>>続きを読む
原題は『The Draughtsman’s contract』
draughtsmanは主に製図家、転じてデッサン・素描を手掛ける画家に使われる単語。
エレガントでありながら奇抜な印象。あと、わから>>続きを読む
面白かった。有名作の前日譚とては文句なしの出来栄え。
当然の参照として『ローズマリーの赤ちゃん』』を連想するが直接的なエグさはこちらが上か。
主演のネル・タイガー・フリーの熱演が素晴らしい。
前半>>続きを読む
学生時代ぶりの鑑賞。
クリストファー・ノーランのデビュー作になる中編ながらディテールの拘りや完成度が高く、初回時より楽しめた
タイトルは主題になる尾行と、『これから話す話は…』という英語の定型表現>>続きを読む
ブランドン・クローネンバーグの作品は初めてだったが、親譲りの悪意と陰湿さが際立っており面白かった。
旅先でハメを外して地元民からは顰蹙を買い、ときには手痛いしっぺ返しをくらう、といった失敗は誰にでも>>続きを読む
画のスペクタクル度と趣向の凝らし具合は三部作随一かと思う。
回を重ねるごとに主人公が増えるこの三部作。第三弾の今回は主人公3人、尺も三時間とボリューミー。なので体調万全でないと胃もたれはするかもしれ>>続きを読む
2020年以前に一度鑑賞しているが印象がほぼ霧散していた。新作前に再度鑑賞
BGMのおどろおどろしさが秀逸。
乳母の公開首吊り、神父の串刺し、母親の転落、カメラマンの首チョンパなど、趣向を凝らした>>続きを読む
余計な装飾を排したミニマルな人生讃歌、といった趣。シーンの多くがドライブする車内での会話というのは新鮮。
ロングショットで捉えられるイランの夕方の休日を切り取った風景は美しく、なぜか郷愁を誘う。>>続きを読む
リタ・ヘイワースがファム・ファタールを演じるハードボイルド系フィルム・ノワール。
オーソン・ウェルズはチャンドラーをやりたかったんだろうか
有名らしいクライマックスの合わせ鏡部屋のシーンはモノクロ>>続きを読む
やっと観れたことが嬉しい。
ノーラン作品らしく知的かつダイナミック、リアルタイムで観て考えるに足るテーマと観客を楽しませるエンターテイメント性の両立が見事に実現している、期待を裏切らない新たなマスタ>>続きを読む
ドル3部作第二弾。
第一弾『荒野の用心棒』の原題を意識した原題、モリコーネの口笛のテーマ(流用?)、緊張感を高めるための俳優の顔のクロースアップの多用や一度こちらの企みが敵に見抜かれてボコられてから>>続きを読む
激しく波打つ浜辺でのロングショットなど、瑞々しい映像は掛け値なしに美しい。
ずっと観たくて機会を伺っていた有名な本作、華麗な映像で紡がれる話がドロッドロで面食らった。終盤の盛り上げ方も巧い。
サム>>続きを読む
学生時代ぶりの再観賞。
原題は『A fistful of dollars』、直訳で「一握りのドル札」、米の俗語的運用と劇中でうまく立ち回り両陣営から大金を巻き上げる様からすると「手にいっぱいのドル札>>続きを読む
清朝最後の皇帝である溥儀の生涯を、利用され続けた男として哀愁と同情を込めて描いた歴史モノ。
最初は清朝に巣食う宦官に、次はアジア覇権を目論む日本政府に。権力の頂点たる皇帝でありながら、実権も自由も与>>続きを読む
10年振りくらいの再観賞。
観た記憶がぼんやりあるだけで具体的印象がほとんどボヤけている状態だったが、それもその筈で何が一体起こっているのか改めて観直した今も、巧く説明できない。
一応イカロスとの>>続きを読む
映画とは何よりもまず「画」である。
その格言を再認識し確信を深めるような体験だった。
王道のわかりやすいストーリー展開を圧倒的完成度のビジュアルと凝りまくったディテールで構成した世界観で飾りたてて、>>続きを読む
観る前のイメージに反し、いま観ると意外にも抑制が効いた作り。
ドラッグや買春もさることながら野球賭博に対するのめり込みようが印象に残る。なにせ殺人現場で被害者そっちのけでどっちに賭けるかを話すモラル>>続きを読む
学生時代に一度背伸びして観て以来の再鑑賞。
当時衝撃的だったラスト以外は印象ぼやけていたが、観なおして傑作だと再発見した。
身体的にも精神的にも「痛めつけられっぱなしの女」たちの逆襲と脱出
リマ>>続きを読む
写真のように微動だにしないままカメラが引いていくラストカットは印象的。
全編にわたり長回しとパノラマ的ロングショット、シンメトリーな構図が頻出する。
ほか、同じカットで照明の当たり方が変わる手法な>>続きを読む
当時見逃してしまい、なんばパークスのライブ音響上映の機会にようやく劇場鑑賞。
7年も前であることに衝撃…
素晴らしいの一言に尽きる。
大画面に炸裂するキレキレのダンス&重低音がズンズンと胸に響く音>>続きを読む
子供連れが目立ち席は結構埋まっていた。
幅広い年代層に受けるキャッチーさはヒット作には大事なんだなと実感。
原作は未見での本作鑑賞。
『IT』をよりマイルドにした感じの話。
ただし黒幕は自分の娘>>続きを読む
昨今流行った言葉でいうところの『蛙化現象』を描いた作品だと、まず初見としては受け取った。事態はより深刻だけれども。
ほんの些細な判断の間違いが昨日までの気持ちを一瞬にして消え失せしめ、どころか『軽蔑>>続きを読む
愛を与えてくれた母親に、子供である自分は報いているのだろうか?
彼女の全てを捧げただけの価値が、自分にとってあるだろうか?
もし子供である自分が、彼女が費やした時間や努力に全く釣り合わない存在だと>>続きを読む
ずっと観たかった作品。劇場で見れて良かった。
クソオシャレ、ロマンティック。スマホなんてない時代の素敵なファンタジー。
主人公2人があまりに自然体で、息ぴったり。
イーサン・ホークの親しみやすいカッ>>続きを読む
2023年スルーしたが再上映の機会に劇場にて鑑賞。
思ったよりグッときてしまった。
エンタメと両立しながら時代性反映しているという意味でリアルタイム必見の映画。
誰もが知ってるバービー人形の理想(女>>続きを読む
鑑賞したドライヤーの作品の中では最も琴線に触れ、サイレント映画の中でも特に印象深い作品。
日本でも数多のマンガやアニメの題材になり、劇画化され親しまれきたジャンヌ・ダルクの神話。
そんな彼女を勇敢な>>続きを読む
今年1月に会社の研修でケネディ暗殺地ダラスを訪れた。
現地では銃撃ポイントの道路にマークが施され、記念碑もたち半ば観光スポット化していた。現地でも陰謀論は未だ根強いらしい。そんな実感を持ちつつ本作を鑑>>続きを読む
集中を切らしたからなのか理解力がないのか、よくわからなかった…消化不良。
特に主人公が幽体離脱してからの展開。あれは現実でなくて夢??
黒幕は医者なのだろうが典型的な吸血鬼像は出さない不思議な映画>>続きを読む
ディレクターズ・カットを劇場にて。
寡聞にして存じ上げない作品だったがTwitterの口コミと二人組の気になるポスターに釣られて鑑賞。
ミステリー×アクション×ファンタジーetc...ジャンル分け>>続きを読む
カール・テオドア・ドライヤー初鑑賞。
ほぼ全編が室内劇で、クライマックスまではBGMの排除、最小限のカメラのパン、ワンフレームに複数の登場人物を配したロングショットと長回しで演技させるなど、演劇的な>>続きを読む
飛行機内で鑑賞。
ジグソウ本人が3作目で死してなお続けられてきた『ゲーム』。
後継者が不甲斐なかったのか、シリーズ復活のためにとうとう墓から本人が呼び戻されることになった本作だが、その甲斐はあったの>>続きを読む
シリーズはDestinyからリアルで追っている世代。
良くも悪くもファンに向けた20年ぶりの同窓会だった。
まずは良い点を
CGで動きまくるMSの戦闘はどれも文句なしにカッコ良い。
新型機では>>続きを読む
噂に違わぬ、期待を裏切らない、ドS変態映画。トーチャーポルノの流れを明確に汲むニューフレンチホラー。
観てはいけないものを見た感じ、一線を越えたかもしれないという焦燥感、陰鬱さと得体の知れない不気味>>続きを読む
美味い料理は人の心を解きほぐして幸せにする。
舞台となる辺境の村の暮らしと同様に、質素だが美しく、同時に表面上には表れない余白から豊かさも感じる作品。
バベットが晩餐を作ることになる過程まではナレー>>続きを読む
原作小説を読んでから比較のため鑑賞。
原作が持つ膨大な情報量をどうしても一部捨象せざるを得ないが、それでも原作の展開を巧く映像に落とし込んでいたのではないだろうか。
原作ではペリーの内面に鋭く迫っ>>続きを読む