ryo0587さんの映画レビュー・感想・評価

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オーメン:ザ・ファースト(2024年製作の映画)

3.5

面白かった。有名作の前日譚とては文句なしの出来栄え。

当然の参照として『ローズマリーの赤ちゃん』』を連想するが直接的なエグさはこちらが上か。

主演のネル・タイガー・フリーの熱演が素晴らしい。
前半
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フォロウィング 25周年/HDレストア版(1998年製作の映画)

4.0

学生時代ぶりの鑑賞。

クリストファー・ノーランのデビュー作になる中編ながらディテールの拘りや完成度が高く、初回時より楽しめた

タイトルは主題になる尾行と、『これから話す話は…』という英語の定型表現
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インフィニティ・プール(2023年製作の映画)

3.5

ブランドン・クローネンバーグの作品は初めてだったが、親譲りの悪意と陰湿さが際立っており面白かった。

旅先でハメを外して地元民からは顰蹙を買い、ときには手痛いしっぺ返しをくらう、といった失敗は誰にでも
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続・夕陽のガンマン/地獄の決斗 4K復元版(1966年製作の映画)

3.5

画のスペクタクル度と趣向の凝らし具合は三部作随一かと思う。

回を重ねるごとに主人公が増えるこの三部作。第三弾の今回は主人公3人、尺も三時間とボリューミー。なので体調万全でないと胃もたれはするかもしれ
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オーメン(1976年製作の映画)

3.0

2020年以前に一度鑑賞しているが印象がほぼ霧散していた。新作前に再度鑑賞

BGMのおどろおどろしさが秀逸。

乳母の公開首吊り、神父の串刺し、母親の転落、カメラマンの首チョンパなど、趣向を凝らした
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桜桃の味(1997年製作の映画)

3.0

余計な装飾を排したミニマルな人生讃歌、といった趣。シーンの多くがドライブする車内での会話というのは新鮮。

ロングショットで捉えられるイランの夕方の休日を切り取った風景は美しく、なぜか郷愁を誘う。
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上海から来た女(1947年製作の映画)

3.0

リタ・ヘイワースがファム・ファタールを演じるハードボイルド系フィルム・ノワール。

オーソン・ウェルズはチャンドラーをやりたかったんだろうか

有名らしいクライマックスの合わせ鏡部屋のシーンはモノクロ
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

やっと観れたことが嬉しい。

ノーラン作品らしく知的かつダイナミック、リアルタイムで観て考えるに足るテーマと観客を楽しませるエンターテイメント性の両立が見事に実現している、期待を裏切らない新たなマスタ
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夕陽のガンマン 4K復元版(1965年製作の映画)

3.0

ドル3部作第二弾。

第一弾『荒野の用心棒』の原題を意識した原題、モリコーネの口笛のテーマ(流用?)、緊張感を高めるための俳優の顔のクロースアップの多用や一度こちらの企みが敵に見抜かれてボコられてから
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ピアノ・レッスン 4Kデジタルリマスター(1993年製作の映画)

3.5

激しく波打つ浜辺でのロングショットなど、瑞々しい映像は掛け値なしに美しい。

ずっと観たくて機会を伺っていた有名な本作、華麗な映像で紡がれる話がドロッドロで面食らった。終盤の盛り上げ方も巧い。

サム
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荒野の用心棒 4K復元版(1964年製作の映画)

3.0

学生時代ぶりの再観賞。

原題は『A fistful of dollars』、直訳で「一握りのドル札」、米の俗語的運用と劇中でうまく立ち回り両陣営から大金を巻き上げる様からすると「手にいっぱいのドル札
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ラストエンペラー 劇場公開版 4Kレストア(1987年製作の映画)

3.5

清朝最後の皇帝である溥儀の生涯を、利用され続けた男として哀愁と同情を込めて描いた歴史モノ。

最初は清朝に巣食う宦官に、次はアジア覇権を目論む日本政府に。権力の頂点たる皇帝でありながら、実権も自由も与
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π〈パイ〉 デジタルリマスター(1998年製作の映画)

3.5

10年振りくらいの再観賞。

観た記憶がぼんやりあるだけで具体的印象がほとんどボヤけている状態だったが、それもその筈で何が一体起こっているのか改めて観直した今も、巧く説明できない。

一応イカロスとの
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.0

映画とは何よりもまず「画」である。
その格言を再認識し確信を深めるような体験だった。

王道のわかりやすいストーリー展開を圧倒的完成度のビジュアルと凝りまくったディテールで構成した世界観で飾りたてて、
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バッド・ルーテナント/刑事とドラッグとキリスト デジタルリマスター版(1992年製作の映画)

3.5

観る前のイメージに反し、いま観ると意外にも抑制が効いた作り。

ドラッグや買春もさることながら野球賭博に対するのめり込みようが印象に残る。なにせ殺人現場で被害者そっちのけでどっちに賭けるかを話すモラル
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テルマ&ルイーズ 4K(1991年製作の映画)

4.0

学生時代に一度背伸びして観て以来の再鑑賞。
当時衝撃的だったラスト以外は印象ぼやけていたが、観なおして傑作だと再発見した。

身体的にも精神的にも「痛めつけられっぱなしの女」たちの逆襲と脱出


リマ
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ノスタルジア 4K修復版(1983年製作の映画)

3.0

写真のように微動だにしないままカメラが引いていくラストカットは印象的。

全編にわたり長回しとパノラマ的ロングショット、シンメトリーな構図が頻出する。

ほか、同じカットで照明の当たり方が変わる手法な
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.5

当時見逃してしまい、なんばパークスのライブ音響上映の機会にようやく劇場鑑賞。
7年も前であることに衝撃…

素晴らしいの一言に尽きる。

大画面に炸裂するキレキレのダンス&重低音がズンズンと胸に響く音
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ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ(2023年製作の映画)

3.0

子供連れが目立ち席は結構埋まっていた。

幅広い年代層に受けるキャッチーさはヒット作には大事なんだなと実感。

原作は未見での本作鑑賞。

『IT』をよりマイルドにした感じの話。
ただし黒幕は自分の娘
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軽蔑 60周年4Kレストア版(1963年製作の映画)

3.5

昨今流行った言葉でいうところの『蛙化現象』を描いた作品だと、まず初見としては受け取った。事態はより深刻だけれども。

ほんの些細な判断の間違いが昨日までの気持ちを一瞬にして消え失せしめ、どころか『軽蔑
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.0

愛を与えてくれた母親に、子供である自分は報いているのだろうか?

彼女の全てを捧げただけの価値が、自分にとってあるだろうか?

もし子供である自分が、彼女が費やした時間や努力に全く釣り合わない存在だと
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ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

3.5

ずっと観たかった作品。劇場で見れて良かった。
クソオシャレ、ロマンティック。スマホなんてない時代の素敵なファンタジー。

主人公2人があまりに自然体で、息ぴったり。
イーサン・ホークの親しみやすいカッ
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バービー(2023年製作の映画)

3.5

2023年スルーしたが再上映の機会に劇場にて鑑賞。
思ったよりグッときてしまった。
エンタメと両立しながら時代性反映しているという意味でリアルタイム必見の映画。

誰もが知ってるバービー人形の理想(女
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裁かるゝジャンヌ(1928年製作の映画)

3.5

鑑賞したドライヤーの作品の中では最も琴線に触れ、サイレント映画の中でも特に印象深い作品。

日本でも数多のマンガやアニメの題材になり、劇画化され親しまれきたジャンヌ・ダルクの神話。
そんな彼女を勇敢な
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ディレクターズ・カット JFK/特別編集版(1991年製作の映画)

4.0

今年1月に会社の研修でケネディ暗殺地ダラスを訪れた。
現地では銃撃ポイントの道路にマークが施され、記念碑もたち半ば観光スポット化していた。現地でも陰謀論は未だ根強いらしい。そんな実感を持ちつつ本作を鑑
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吸血鬼(1932年製作の映画)

2.5

集中を切らしたからなのか理解力がないのか、よくわからなかった…消化不良。

特に主人公が幽体離脱してからの展開。あれは現実でなくて夢??

黒幕は医者なのだろうが典型的な吸血鬼像は出さない不思議な映画
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ジェヴォーダンの獣(2001年製作の映画)

3.5

ディレクターズ・カットを劇場にて。

寡聞にして存じ上げない作品だったがTwitterの口コミと二人組の気になるポスターに釣られて鑑賞。

ミステリー×アクション×ファンタジーetc...ジャンル分け
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奇跡(1954年製作の映画)

3.0

カール・テオドア・ドライヤー初鑑賞。

ほぼ全編が室内劇で、クライマックスまではBGMの排除、最小限のカメラのパン、ワンフレームに複数の登場人物を配したロングショットと長回しで演技させるなど、演劇的な
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Saw X(原題)(2023年製作の映画)

3.5

飛行機内で鑑賞。
ジグソウ本人が3作目で死してなお続けられてきた『ゲーム』。

後継者が不甲斐なかったのか、シリーズ復活のためにとうとう墓から本人が呼び戻されることになった本作だが、その甲斐はあったの
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機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(2024年製作の映画)

3.0

シリーズはDestinyからリアルで追っている世代。

良くも悪くもファンに向けた20年ぶりの同窓会だった。

まずは良い点を

CGで動きまくるMSの戦闘はどれも文句なしにカッコ良い。

新型機では
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マーターズ(2007年製作の映画)

3.5

噂に違わぬ、期待を裏切らない、ドS変態映画。トーチャーポルノの流れを明確に汲むニューフレンチホラー。

観てはいけないものを見た感じ、一線を越えたかもしれないという焦燥感、陰鬱さと得体の知れない不気味
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バベットの晩餐会(1987年製作の映画)

3.0

美味い料理は人の心を解きほぐして幸せにする。
舞台となる辺境の村の暮らしと同様に、質素だが美しく、同時に表面上には表れない余白から豊かさも感じる作品。

バベットが晩餐を作ることになる過程まではナレー
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冷血(1967年製作の映画)

3.0

原作小説を読んでから比較のため鑑賞。

原作が持つ膨大な情報量をどうしても一部捨象せざるを得ないが、それでも原作の展開を巧く映像に落とし込んでいたのではないだろうか。

原作ではペリーの内面に鋭く迫っ
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レザボア・ドッグス デジタルリマスター版(1992年製作の映画)

4.0

鑑賞は3回目くらいか。
劇場で観る機会があって良かった。

いまでもタランティーノ作品のベスト3には入ると思う(個人的にあとの2つは『パルプ・フィクション』と『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウ
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エクスペンダブルズ ニューブラッド(2023年製作の映画)

2.5

シリーズ第4弾。このシリーズは2が1番好き

最も光っていたのはミーガン・フォックス。
エロくて画面に映るたびにムラムラした。
これまた色気の塊であるステイサムとのセックスを模した乱闘からの2人でベッ
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ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

3.5

配信吹替で鑑賞したが、劇場公開スルーしたのを激しく後悔。
めちゃくちゃ面白いじゃないか

笑って泣ける陽性ファンタジー活劇の秀作。

溢れでる金曜ロードショー感(褒め言葉)。
最近の娯楽作はシリーズも
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