このレビューはネタバレを含みます
学園祭前のお祭り騒ぎバカ騒ぎって一番楽しい時だよね。
でも、本番の祭が終わったら、いつもの日常に戻らなきゃいけない。試験とか進路とか面倒なことも考えなくちゃいけない。
こんな日がずっと続けばいいのにって気持ち、よく分かりすぎてちょっと切ないくらい(笑)
それから、終末世界での終わらない夏休み……。学校も会社もなくなって毎日遊んでいるだけでいいなんて。あーいーよねー。楽しそーだねー。しみじみ……。
最初から最後までうっすらホラーテイストで、なんだかずーっと不穏。ぞわぞわと怖い。
しのぶと風鈴のシーンは不気味だけど綺麗だった。
昨日見て、今日もう一回見て、ネットで考察とかも見てみたら、これ、無限ループっぽいっすね。
映画冒頭のあたるが正気をなくしたみたいになってるのは、ラストシーンの続きってことらしい。
やっと夢から抜け出したと思ったのに、やっぱり学園祭の本番は永久にやってこなくてまた世界が崩壊しちゃったから。
その証拠に三階建てのはずの時計塔校舎がラストシーンで二階建てになってる。
映画中盤では三階建てが四階建てになっててちょっとぞっとしたシーンがあったけど、階数が変動するのは夢の中にいるということを示唆してるらしい。
うーん。でも夢のままでもいいんじゃない？ 終わらない夏休み、正直うらやましー。
ラストできちんと目覚めて夢から抜け出したと捉えるのも良し。
無限ループと解釈するも良し!
それは視聴者に委ねられたのだ(笑)
