Bobsan

ローズマリーの赤ちゃんのBobsanのレビュー・感想・評価

ローズマリーの赤ちゃん(1968年製作の映画)
5.0
言わずと知れたオカルト映画の名作中の名作ですね。最初のクリストファー・コメダの主題歌でいきなり地獄に叩き落とされますね。怖い怖い。実は子供の頃、映画を観る前にアイラ・レヴィンの原作を読んでいたのですが、映画は原作以上に怖かった。勿論悪魔の怖さもあるのですが、それ以上に隣に住むお節介婆さんのミセス・カスタベットが怖かった。不味い料理や変な匂いのする香り袋を無理矢理押し付けてきて、迷惑がっているローズマリーの心身を少しずつ疲弊させていきます。そして遂に本性を現した時にはお節介婆さんの顔ではなくなっていました。
現実でも、いつもはニコニコ楽しい人なのに、実は妙な信仰宗教の信者でその宗教へ勧誘する時にはそれまでとは別人になるような人がいますが、そういうシチュエーションは本当に怖いですね。気を付けましょう。
Bobsan

Bobsan