こ、これは……ちょっと酷過ぎる様な……
「幽霊」「死」に関して危険な研究を続けている母親とその母親によって脳手術を施されてしまった姉の話という事ですが、怖さが中途半端ならば、脚本も意味不明。Jホラーは大分観て参りましたが恐らくワーストレベルの酷さかと……
とりあえず言える事は高橋洋監督は脚本家としては成功しているかもしれませんし、映画愛に溢れている方なのかもしれませんが、映画監督としては……
清水崇監督の筋の通らない話運び
中田秀夫監督の盛り上がりに欠ける展開
鶴田法男監督の恐怖感の欠ける演出というJホラーの名監督3人の悪い所のみを併せ持つ体たらくでした
敢えて褒めるとしたら、プロデューサー・一瀬隆重さんがJホラーシアター最終作として求めていた「生と死とは何か」というテーマに対してちゃんと筋を通そうとしていた所に監督の誠意という物が垣間見えたので良かったです。その点では『貞子3D』よりはマシ
でもJホラーシアターの最終作が本当にコレで良いのか……『輪廻』は勿論の事、『感染』とか結構好きだったのになぁ……
