恐怖の作品情報・感想・評価

「恐怖」に投稿された感想・評価

G

Gの感想・評価

3.0
なんと、意外なことに『ツインピークス』のシーズン3ぽさある。壁がブヨブヨなったり、幽体離脱描写とかね。イメージが現実世界に影響を与える。相変わらず変なこと考えるなあ、アイデアは唯一無二だが今作も映画としては特に…
黒沢清の諸作品を初め「リング」や「呪怨・呪いの家」など高橋洋の関わった作品には「恐怖」そのものへの興味とその世界観を形成するための時にキッチュにも見える怪奇物の道具立てをフェティッシュなまでにこだわっているように思える。その要素が個人的に好きなので本人がメガホンを握った時にどうなるのか気になり鑑賞。端的に言って物語的なフェチズムが映像的なところまで行き着いていなかった。オープニングの記録映像から作り物感がバリバリ。「生」の真横に「死」が存在している世界観は理解できるが臨死描写やクライマックスのあの「光」は安っぽさが拭えない。物語より描写やデティールが命の作品だと思うのでその辺り突き詰めたほうがいいと思うのだが予算や時間なのかなあ…。黒沢清よろしくの廃墟や死後の世界と繋がる装置など魅力的な部分もあるので他の作品も観てみようかと思う。

このレビューはネタバレを含みます

掴みは悪くないんですが…眠気が…。
脳に直接刺激を与えることで臨死体験的なものを体験することを一歩進めてあの世との霊的な媒介としようとするということだろうか?
ただあの世と見ていたものが全てを飲み込む地獄の光みたいなので制御できずに崩壊する??
でもあれは天井の自分を見るのではなくて天井からベッドの自分を見るのだと思うんですが…。

やりたいことと表現力の乖離なのかいまいち盛り上がりにかけて退屈。
うまくいけば楳図かずおテイストになりそうなのになぁ…。

ラストで集団自殺で発見されるのは別の世界があるからだ、と監督が言っているらしいがあまりに解釈に幅をもたせすぎてもどっちつかずになってしまうのではないだろうか?

ひどいのは中村ゆりの彼氏で騙していたのはまだしも妹にまで手をだすクズ。
面白いのは霊体の藤井美菜に続いてコンクリを抜けようとして頭をぶつける片平なぎさ。
頭蓋骨開けるのに髪の毛剃るんだから被検体は片側坊主を通して欲しい。
米津

米津の感想・評価

3.4
死後の世界が存在するのか?光とは何か?高橋洋ワールドに入れたのは楽しかったが寝てしまった。本作を上手くエンタメに昇華したのが霊的ボリシェヴィキのように感じる。

このレビューはネタバレを含みます

アウシュビッツで生き残った人たちが、現在生きている状態のほうが妄想で、現実は今もアウシュビッツにいるように感じるという話が高橋監督は興味深かったとのこと。それで、どれも現実として存在するのだと解釈した。それが本作のオチにもなっている。
光というありふれたもので、かつ反射する光が現実でもどこから来ているのか分からないことがある。そのため、光に恐怖をもたらしたことで、映画外への拡がりを持っている。他にも処女なのに妊娠していて、面白い。
シルビウス裂を題材に、難解なストーリーを展開していく。冒頭のみゆきを中心にした辺りはぐいぐいと作品に引き込んでいき、面白い。その後は話も難しくなって、面白さはダウンするが、おふざけなしの雰囲気で場をもたせる。死後の世界を探求するのは好きだが、『回路』には勝らなかった。
最後にみさきが叫んでいたのは、死後の世界が無かったと思ったからだろうけど、本当にないのか。果たして!?
難解で理解が難しかったが、何度も見れば分かるかもしれない。
wakana

wakanaの感想・評価

3.1



せっかく藤井美菜ちゃんが出てるのに・・・最後の方は寝ちゃってました。。

最初のほうの掴みはそれ程、悪くなかったとは思うのだけれど・・・途中が平々凡々な感じがして・・・。

(WOWOW 初放送)
ちょび

ちょびの感想・評価

1.5
我々が恐怖を感じる世界とは何なのかを和ホラーテイストにしたSF。怖い話という意味のタイトルではない。話の壮大さに対して表現が陳腐すぎて何だかなぁという出来。
tosyam

tosyamの感想・評価

4.1

このレビューはネタバレを含みます

これはホラーなんてもんじゃない。ぶっとびまくったトンデモsfである。古来からのufoそれは核やウィルスの象徴でありそれがまとう白い光とは絶対的恐怖。であると同時に。それを克服する力つまり神の力のことでもある。森の中の一軒家にすんでいた四人家族がある日その白い光に遭遇した。ufo が着陸したのだ。父親はたえられず自殺。母と姉は精神をやんでながいゆるやかな狂気のはての死。ひとり妹だけが白い光と同化し核やウィルスへの耐性をもつ新人類へと進化をとげる。あともう一人。例の森の中の一軒家にはあの日から宇宙人の子をやどした女も幽閉されていた。女は胎内に胎児ならぬ絶対的恐怖ソノモノをはらみ遂に出産。セカイはまがまがしい白い光につつまれた。そうすべての核とウィルスが世界中にときはなたれたのだ。ラスト人類滅亡後。喪服の妹だけが地球にのこされた。この映画。人類は核やウィルスで絶滅するのではなく恐怖によって絶滅することをといている。ある意味。宗教映画。冷戦やワクチン開発売り込み争奪戦争こそが核やウィルスより危険。ufoの着陸がエヴァのセカンドインパクトに相当。一軒家はタルコフスキーのストーカーでのゾーンに相当。
終始退屈でつまらない。片平なぎさの演技が異様に上手いのと、遊びのない展開と場面作りしか感心するポイントが無い。
話の内容も訳わかんないです。
あらゆるお膳立てを踏まえることでようやく「恐怖」が立ち上がるあたり、怖がりが作った映画ではないことがうかがえる。
無駄をそぎ落とすほど逆にノイズが増していく難儀な映画だ。
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