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ドクトル・ジバゴのkzmのネタバレレビュー・内容・結末

ドクトル・ジバゴ(1965年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

ずっと観たかったシリーズ。
こちらもかなりスケールの大きい作品ですね。歴史と恋愛を題材にしている点では風と共に去りぬと共通点を感じます。

歴史の荒波に飲まれていく中で、ラーラとターニャの2人の女性を愛すユーリ。不倫と言ってしまえば、そうなんですけど、ユーリは妻のターニャと家族も愛してますし、愛人ラーラとその娘も愛してます。そして、ターニャとラーラも互いを尊敬しあっています。美しい愛の三角関係だと思いました。個人的にターニャの夫に尽くす姿には惹かれるところがありました。

それにしてもオマール・シャリフの髭と喋らずとも表情だけで魅せる姿には感銘を受けました。
そして歴史モノということで、人員や土地を惜しみなく使って、スケールの大きさが出来上がってます。そして登場する一人一人の人物が本当の歴史上の人物に見えました。監督とキャストが作り上げた素晴らしい作品です!

そういえば、ジバゴ兄にかなりの既視感があったと思ったら、オビワンを演じたアレック・ギネスだったんですね!
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