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カビリアの夜のkzmのレビュー・感想・評価

カビリアの夜(1957年製作の映画)
5.0
実に1年ぶりの投稿がこれとは…
投稿が面倒くなってとうこうしてませんでしたが、フェリーニ映画には敵わないという事で再開…

ひたすら素晴らしい。
現実は余りに非情で…

最後のシーンはとてつもなく悲しいはずなのに、周りをどんちゃん騒ぎで、お祭り気分なのがやはりぶっ飛びすぎてる。あるいはそれはフェリーニの人としての優しさなのか。死にたくなる程悲しいけど、それでも前向きに、力強く生きていくカリビアの強さを描いてるとも言えますね。

とにかくジュリエッタ・マシーナの圧倒的な演技力。引き込まれる様な純粋さ。

最後のオスカーの影と共に映る顔がホラー的で、ヒッチコック的でした
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