Shirorin

ドクトル・ジバゴのShirorinのレビュー・感想・評価

ドクトル・ジバゴ(1965年製作の映画)
3.8
曲の方を先に知っていた本作、やっと観た。3時間超えの大作。たっぷりかけた製作費、撮影期間。(不倫)ラブストーリーに、ロシア革命を絡めてるからやたら長くなってる。あんな広大な地でそう偶然の再会が何回もあるものか…と突っ込んではいけない。

特筆すべきことは、
*チャールズ・チャップリンの娘ジェラルディン・チャップリンがパリから戻った時のピンクのコートがめちゃ可愛い!
*ナスターシャ・キンスキー父のクラウス・キンスキーのイカレ具合
*ソ連で撮影できなかったのに凄く寒そうで顔色が死人みたいなメイク
*氷の家
*モーリス・ジャールの「ラーラのテーマ」
*アラブ人のオマー・シャリフが英語でロシア人の役
*可愛くてモテモテのジュリー・クリスティ
*鏡越しのラーラのドレス姿。窓越しに部屋を移動するコマロフスキーを追いかけ撮影。ろうそくが窓の氷を徐々に溶かしていき中の様子が覗ける演出。窓の雪の結晶が黄色の水仙に変化。

なんだかんだ見応えあった。
やはり後世に残る名作でした。
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