ホテル・スプレンディッドのすみのネタバレレビュー・内容・結末

オープニングのおどけたしかし妖しさがある音楽が作品の味を表していた。
登場人物の初対面の印象からは見えなかった部分が見えてくる変化に虚を突かれたり、関心したり、見事だった。
ナンセンスな笑いを斜めにみて油断しているとえぐってくる。キャラクターなり筋書きの組立に様々な技巧が練りこまれている。
(そして目当ての)クレイグは人物に深みを与える表情や仕草が素晴らしかった。