ぶつ切りの名作オマージュ・コント集みたいな。カーセックスから始まりクローネンバーグやらヴァーボーヴェンよろしくザ・ピーナッツ。面白いのかはさておきソナチネの翌年にこんなハリのある映画をさりげなく撮ってしまうのだから北野武はやっぱり感性が若いんだろうな。再三言ってる気がするけど、コメディだろうがなんだろうがダンカンが出てると途端に不気味になるの本当にすごい。ヤクザに下手に絡んで後に引けなくなっていく…みたいな展開のどん詰まり感は面白かった。妄想シーン、セスナのとこはとくに偽乳っぽいけど実際どうなんだろう?