凸凹刑事バディの活躍と恋をコミカルに描いたポリスロマンスドラマ。
リチャード・ドレイファスが主演、マデリーン・ストウがヒロインを演じ、エミリオ・エステベス、エイダン・クインらが共演。
刑務所に収監されていた凶悪犯のスティック（エイダン・クイン）は、医療用品納入業者を装って刑務所に侵入した仲間の手引きで脱獄に成功する。FBIはスティックが元彼女のマリア（マデリーン・ストウ）に会いに行くとふんで、管轄のシアトル警察三分署のクリス（リチャード・ドレイファス）とビル（エミリオ・エステベス）に彼女を24時間体制で見張らせる。クリスは電話工事員のふりをしてマリアの家の電話機に盗聴器を仕掛けるなど彼女と接するうちに彼女に恋してしまう…
二人の刑事バディによる熱き捜査にハラハラさせられる一方で、刑事とヒロインの仲にドキドキさせられる。
ユーモアやお色気を交えながら二人の刑事の活躍と恋が微笑ましく描かれている。
魚加工場や材木工場での犯人との追走劇はアクションというよりはコミカルに描かれたドタバタ劇で笑いを誘う。
一方、クリスは刑事であることをマリアに打ち明けるわけにもいかず、二人の関係の結末が最後まで読めずに楽しめた。
続編が作られたのも納得の楽しい作品です。
「君は命の恩人だ」
「それがどういう意味かわかる？ あなたはもう私のものよ！」
2024.5 テレ東で鑑賞（午後ロード・吹替：井場洋子 訳）
