ハンポコナヨツナ

キッスは殺しのサインのハンポコナヨツナのレビュー・感想・評価

キッスは殺しのサイン(1966年製作の映画)
3.0
TSUTAYA発掘良品にて。

1960年代のスパイ風味のアクション映画。
冒頭からジャケットに写っている美女2人(エルケ・ソマーとシルヴァ・コシナ)がバンバンと要人達を暗殺しまくり物語はテンポよく始まります。
最初はこの2人を主軸にした作品なのかと思いましたが、実はリチャード・ジョンソン演ずるスーパーマンのように強い保険会社の調査員が主役となっています。
なので、予想してた展開とは全然違っていましたが、殺人グッズのギミックやスパイ映画の王道っぽい展開、そして音楽が60年代全開で趣向が凝らしてあり、映画全体の雰囲気は二重丸をあげてもいいくらい好きですね。
最後のオチに関しては「は?」ってなるほどちょっとアレでしたが、一応それとなく伏線が張られていますしスパイ映画が好きならば亜流作品としてなかなか楽しく観れる作品じゃないかなと思います。