シネマスカイウォーカー

ジュラシック・パークのシネマスカイウォーカーのレビュー・感想・評価

ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)
4.6
スティーヴン・スピルバーグ18作目
ジュラシックシリーズ第1弾

オープンを目前に控える前代未聞の動物園ならぬ恐竜園その名も「ジュラシック・パーク」。野心家で大富豪ジョン・ハモンドによる多額の資金と最新鋭のコンピュータ技術により徹底的に管理されたパークであったが、ある日ヴェロキラプトルの移送中に人身事故が発生してしまう。オープンが危ぶまれる中、ハモンドの弁護士ジェナロはオープン前の視察としてアラン・グラント、エリー・サトラー、イアン・マルコムの有識者3人を呼びヒアリングを実施。何事も無く始まったように思えたジュラシック・パーク内のツアーだが、予期せぬ不具合が重なったことでとんでもない展開へと進んでいくのであった....

マイケル・クライトンによる同名小説を実写映画化したまさに恐竜映画の王道!!
もはや皆のイメージする恐竜像はここから来てると言っても過言ではない。
恐竜大好き期があったのもこの映画のおかげ。
ティラノサウルスのような巨大な肉食恐竜ではなく、ラプトルのような小型で知能のある恐竜の株があがったのも今作のおかげ。

子供の頃から好きなシリーズだが、大人になって改めて見るとかなり作り込まれている設定に心踊ってしまう。とにかく展開も早いのであっという間の2時間と言ったところ。全シーンにおいて見せ場なのがスピルバーグ凄い。ここ数作がイマイチだったのが嘘みたいなほどよく出来ている。電源装置のシーンや暗視ゴーグル、ジープ、ただSPAS-12のストックを展開するシーンなどなどガジェットの楽しさも全開。見ているだでテーマパークに来ているような感覚にすらなるシーンの数々がとにかく最高。そこに差し込まれるジョン・ウィリアムズの音楽。スピルバーグ映画とジョン・ウィリアムズの曲は本当に相性が良い。

ラプトルに映る4種の塩基配列の羅列とかセンス良すぎだろ!